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​航海日誌:2018年9月~2023年8月

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2018年9月24日(月)晴れ

メンバー:剱持(惣)、剣持(孝)、中小路、渡辺、久保田さん(ゲスト)

そろそろ秋の気配、空にはいわし雲。

気持ちいい晴天、うねりもなく、風は東から南のいい感じで滑るようなセーリング、ビールが美味い!

駿河湾の3分の1近くまで航行し、船上で軽めの昼食。

残念ながら釣果はなし。

 

帰港後はエスパルスドリームプラザの「はとばキッチン」で、遅ればせながらの暑気払い。

8月の「ディンギージャンボリ-」の抽選でゲットした招待券も活用して、酒とビュッフェを時間いっぱい満喫。

​ちなみに上の写真の剣持船長の帽子は、この後で風に飛ばされ海に消えていったため、期せずして思い出の最後の写真となりました。合掌...

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2018年11月4日(日)曇りのち小雨

メンバー:剱持(惣)、剣持(孝)、中小路、渡辺

 

前日までの天気予報に反して、曇りがちの不安定な天気。

マリーナ出航直後からうねりあり、時折スプレーも浴びる波模様。

風も強く大きくヒールすることもたびたび。

西伊豆に方面に近づくにつれ、小雨も降り肌寒い状況になってきたため、早めに引き返して帰港。

マリーナにもどってからは、例によってビールや焼酎を傾けて宴会。

二次会は、日曜日に開いている店を探して雨の新清水を彷徨。

結局は「くりた」に3名でしけこみ、豪快なフライ盛り合わせや具沢山の湯豆腐など。
 

​寒さとうねりでのセーリングがこたえたか、その日の深夜に中小路船長の腰痛が再発、翌日予定していた釣行が注意になるという悲劇も(涙)

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2018年12月8日(土)晴れ

メンバー:剱持(惣)、剣持(孝)、中小路、和田、渡辺

 

今年のセーリング納め。

そしてメンバー5名が全員マリーナに揃うのも今年初めて。

天気はいいが風がなく、ずっと機走。

風はないのにうねりは強く、南に行くほど大きくなってきたため、午後一には引き返し13:30過ぎにマリーナに帰港。

まずは船上での忘年会。ビール赤ワイン、レバーケーゼやソーセージにサンドウィッチなどちと洋風(?)に。

忘年会の本番は、新清水の名店「新生丸」で、新鮮な海の幸を堪能。

太刀魚やヒラメも入った豪快な刺身盛り合わせは絶品、カサゴの煮付けに日本酒も進む。

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2019年2月16日(土)曇りのち晴れ

メンバー:剱持(惣)、剣持(孝)、中小路、和田、渡辺、信田さん(ゲスト)

 

親しらず手術やら海外出張やらで、なかなか皆の都合がつかずで、2月にして今年の初セーリング。

そしてクルー5名勢ぞろい。

朝の薄曇りから徐々に天気も良くなり富士山もくっきり。

微風のなかのんびりとセーリング、ときおり信田師匠より、トリミングに関しての指導あり。

いつまでたっても上達しないワタシたち。

 

マリーナにに戻って、遅ればせながらの新年会。

和田船長土産の鳥取の銘酒、カニ味噌に加えて、フグひれ酒も満喫。信田師匠のたいら貝ソテーも美味。

​ポンツーンでの釣りで、中小路漁労長の針が大魚(?)に持ってかれるという一幕もあり。

 

夕刻過ぎて風が寒くなると、デッキからキャビン中に避難して、まだまだ宴は続いたのでした...

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2019年4月28日(日)曇りのち晴れ

メンバー:剣持(孝)、中小路、渡辺

 

世間はゴールデンウイーク初日で、行きの新幹線も激混み。

 

やや肌寒い気温ながら、空気は爽やか富士山くっきり。

​南風をアビーム受けて快調にセーリング、春風のなか船上で呑むビールが美味い。

午後は早めに切り上げてマリーナへ。

ダブルイーグルに招待されて、中小路漁労長の釣果・手づくりの鯛昆布締めを味わいつつ、白ワインやビールを。

サンチャゴ丸に戻ってまた飲みなおし。

こうしてサンチャゴ丸にとって平成最後のセーリングは、やっぱり飲み倒しての締めくくりでした。

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2019年5月24日(金)~25日(土)晴れ

 

メンバー:剣持(孝)、中小路、和田、渡辺

​令和初のセーリングは、今年初の伊豆半島遠征。

そして13年ぶりに駿河湾を出て相模湾への進出、和田船長にとっては初めての石廊崎越え。

五月晴れの気持ちいい空、8:30にはマリーナを出航してまずは波勝崎を目指す。

うねりはないが風もなく、終日機走でひたすら伊豆半島に向かいます。

天気にも恵まれ、難所で知られる石廊崎も難なくかわし、16時前には下田に入り「ホテルウラガ」にチェックイン。

まずは温泉銭湯「昭和湯」でゆっくり入浴して潮っ気を落としてから、「花よし」で豪快な刺盛りと名物の金目鯛の煮付け、ビールと冷酒も堪能、そして部屋での二次会...

翌日も8時過ぎには出航して帰路につく。

今日も晴天でうねりもないが、相変わらず無風状態のため機走にて石廊崎をかわして駿河湾に。


ところが、波勝崎沖あたりでエンジンルームより、突然の白煙そして水漏れ。

やむなくエンジンを止めて帆走に切り替え、弱風で風向も悪いなか、何とかセールを調整して風力でマリーナに向かうも、夕方に完全に風が止まり海上で立ち往生。

 

万策尽き果て、ついにボートレスキューSOS発信したのが17時半、救助を待つもなかなか発見してもらえず、日没も過ぎて夜の海で不安な時間を。

最後は信号灯まで焚いて救助艇に出会えたのは20時、マリーナまで曳航されたのが21時近く。

朝から海上にいること(漂うこと)13時間...

 

行きは良いよい帰りは怖い。

 

サンチャゴ丸の四半世紀を超えるセーリングの歴史の中で、初めての救助経験。

ちなみに故障の原因は、ミックスバルブの破損によるもの。

(おそらく経年劣化)

船もクルーも老朽化が進む今日この頃、いろいろ勉強も備えも必要になってきました。

まあ、何とか無事に帰港できて良かった。

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2019年7月13日(土)曇りときどき小雨

メンバー:剣持(孝)、中小路、渡辺

 

海の日の三連休初日で、新幹線も激混み。

例年ならばそろそろ梅雨明けといいう時期なのに、いまだに鬱陶しい梅雨空が続く。

 

先日の故障と漂流・救助騒ぎの後、エンジン修理もようやく終わり(請求書が怖い!)、今日はエンジンの試運転を兼ねて、近場を軽く機走。

修理・調整済のエンジンはやっぱり好調、振動もなくスムースに走る。

ベタ凪で帆走は諦め、機走しながらよさげな釣り場を探したところ、某ポイントで立て続けにイトヨリ鯛3尾ゲット。(ポイントの場所は秘密ですが)

マリーナに戻り上架してから、釣果は刺身にして冷えたビールや白ワインとともに。次回は干物にしてもいいかも?

その後はやっぱり新清水の名店「新生丸」になだれ込み、冷酒に巻きずしで締める。

 

ともあれ整備後の船の調子は上々、後は梅雨明けを待つのみ。

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2019年8月3日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺、Ayako Turnbullさん(ゲスト)

今年の長梅雨もようやく明けて、満を持してのセーリング。

(前回は無風で機走しかできなかった)

朝はベタ凪の海模様も、昼前くらいから適度な南風に。

うねりも少なく、快晴の中で気持ちよくアビームで帆走。

久々のセーリングのせいか、ジブシートを付けないままジブを上げそうになったりの、ちょっと笑えない失敗も(汗)

釣果の方は残念な結果となりました。

和田船長は、ポンツーンでひたすら家族サービスにいそしむ。

帰港してからは例によって船上パーティ。

ビールから始まって、シャンパンに白ワイン・赤ワイン、チーズにブルスケッタ、夏の青空の下ではお酒も進みますね。

そしてけっこう日焼け...

 

夕方からは清水みなと祭りで盛り上がる新清水に繰り出し、やっぱり新生丸に。

またビールに戻って冷酒、豪快な刺身盛り合わせに黒はんぺん揚げ舌鼓。

泥酔した渡辺船長が店内で転倒して、お騒がせの一幕も。

結局、エンジン修理の高額費用のやりくりという不都合な真実はすっかり忘れてしまったのでした(笑)

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2019年9月14日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

9月も半ば近く、朝夕はすっかり涼しくなりました。

一ヵ月ぶり以上にメンバー勢ぞろい、敬老の日の3連休初日で朝は雲ひとつない青空。

湿気もなく爽やかな秋の空気、絶好のセーリング日和...

かと思いきや、南海上に居座る台風と熱帯低気圧の影響で、沖はうねりと強い風。

防波堤の外は白波が立ち、出航したヨットもかなりのヒール状態で、引き返してくる船もちらほら...

ということで、まだまだ浮世に未練のあるクルーは本日のセーリングを断念し、午前中からマリーナでの宴に切り替え。

ローストビーフにスペアリブ、各種オリーブとバケットにポテトサラダ、例によって和田船長の豪華な持ち込み料理に加え、お隣の船からいただいた鱧は湯引きに、急遽調達した釜揚げシラス... こんな美食の宴は11時過ぎからスタート。

初秋の青空のもと船上で、ライトなコロナビールは水のように飲まれ、白ワイン、赤ワインと進み、宴は延々と続くのでした。

気が付いたもう18時過ぎ、秋の日はつるべ落とし、楽しい時間は過ぎるのが早い!

ということで「航海日誌」と言いながら、番外編(?)の航海無しの「宴会日誌」になりました。

たまには終日こんな海での過ごし方もいいかな?

でもやっぱり、セーリングできないとちょっと物足りないですね...

​次回は穏やかな風と波を祈念しましょう。

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2019年10月26日(土)~27日(日)曇り時々晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺、久保田さん(ゲスト)

5月以来の駿河湾横断。

台風の影響も心配されましたが、メンバーの日頃の行いのせいか、当日は特に大きなうねりもなく、予定どおりのセーリング決行。

冠雪した富士の高嶺を遥かに望み、朝9時半過ぎにはマリーナを出航。

残念ながら風には恵まれず、機走でひたすら西伊豆を目指す。

でもやはり帆走できないと、いま一つビールも進みません(笑)

まずは久々に(おそらく10年以上ぶり)黄金崎へと。

かつては日帰りでもよくここまでセーリングして、夏の海を満喫したもんです。

思えば、みんなまだ若くて体力もありました。

一転して進路を南に向け、目的地の仁科へ。

やはり湾の外に近づいていくと台風の余波のうねりありましたが、15時半過ぎに予定通り仁科港に係留。

定宿の「小春壮」にチェックインして、まずは駿河湾に沈む夕陽を見ながら入れる沢田公園露天風呂へ。

夕食はお楽しみ「小春壮」名物のカサゴの二度揚げ、豪華船盛にキンメダイ煮付けその他...

ビールも日本酒もよく呑みました。

(ビール大瓶7本に日本酒二合瓶9本)

翌朝も豪快な朝食に立派なアジの干物までお土産にいただいて、8時半に仁科を出航。

今日も風はなく、帆走できたのは一瞬だけ。

そして残念ながら2日間で釣果もなし。

14時前にはマリーナに帰港し、船上でお疲れ様会。

和田料理長持参のハムにソーセージ、バケットにポテトサラダ、赤ワインから最後はテキーラまで。

グラスを傾けつつマリーナで過ごす秋の黄昏は、まさにゴールデンタイムです。

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2019年11月30日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

翌日からはもう師走、ちと早い忘年会セーリング。

まずは久しぶりのセーリングに備えて、艤装品と点検段取りなどを確認。

やはり基本をおろそかにしてはいけません。

常に初心忘るべからずで、10:30過ぎに出航。

抜けるような青空に澄みわたった空気、すっかり冠雪した富士山がくっきり、まさに駿河湾での冬のセーリングの醍醐味。

沖に出ると弱いながら風も出てきて、のんびりとセーリング。

風は冷たくても、やはりセーリングしながらのビールはうまい!

14:30過ぎにはマリーナに戻り、寒空のセーリングで冷え切った体を温めるべくお待ちかねの船上忘年会に突入。

まずは炭火で香ばしくあぶった山女魚に、熱燗をたっぷり注いでの山女魚の骨酒。

あつーい骨酒を皆で回し飲み、生き返ります!

すぐになくなり、何度も継ぎ酒して存分に堪能。

 

そして和田料理長こころづくしの逸品の数々に炭火焼き、福昇丸の釜揚げシラスに、〆は桜エビのかき揚げに信州の新蕎麦。

ビールに日本酒、赤ワインとお酒も進みます。

今年もヨットを肴によく呑みました。

来年も健康で楽しいヨットライフ(& 呑み)を過ごしたいもんです。

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2020年2月9日(日)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺、剱持(名誉船長)

なかなか予定が合わないまま1月は終わってしまいましたが、今回が本年のセーリング初め & 新年会!

サンチャゴ丸ライフも26年目に突入。

如月の空は気持ちよく晴れわたり、富士山も対岸の西伊豆もくっきり。

湿度が少なく空気の澄んでいる真冬のセーリングならではの気落ち良さ。

ゆっくり支度して、11時半近くに出航。

朝のうちの北東よりの冷たい風(「ならい」と言うらしい)から、一時風はおさまり、その後は少しづつ南寄りの風に変わり、途中からは気持ちよくセーリング。

うねりも少なく、寒中でも海上で呑むビールは美味いもんです。

(若干名二日酔い気味の人ありでしたがw)

 

15時前にはマリーナに戻り、船上新年会に突入。

中小路漁労長が館山沖で(遊漁船の船長から怒られながら)釣りあげてきた、立派なヤリイカを料理。

まずは刺身から始まって、ぶつ切りはアサリやトマト、菜の花と一緒にアクアパッツアに。

(隠し味のナンプラーが効いています)

いい出汁が出たスープにはショートパスタを入れて、〆はスープパスタに。

 

寒くなった夕方以降はキャビン内移動して、岩魚の熱い骨酒で体を温める。

イルカのタレをつまみに、熱燗が止まりません。

危うく帰りのバスを逃すところでした(汗)

 

そして今年も、(セーリングそっちのけで?)船上の宴にまい進する予感が…

​(そして今日も釣果はゼロでした)

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2020年3月21日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺、久保田さん(ゲスト)

さて今年初めての遠征は、いつもの西伊豆から気分を変えて用宗(静岡市駿河区)を目指します。

 

暑からず寒からずの快適な気温、前日は強風で心配されていた波浪も落ち着いて、予定どおり11時過ぎにはマリーナを出航し、用宗めざして舵を南西に切ります。

快晴なれど、春霞なのか黄砂なのか、富士山や伊豆西海岸のへの見晴らしはいまいとつ。

 

湾を出てさっそくに帆走に切り替え、当初は東風を受けてアビームで快走しましたが、ほどなく風が止まり、やむなくエンジンもかけて機帆走で一路用宗を目指します。

無風ながらしばらくは落ち着いての走りでしたが、南下するにつれて徐々にうねりが高まり、久能山沖あたりから大きなうねりと強い向かい風に。

 

そして船の行く先を見ると大きな白波が立ち、波浪ますます強まり春の嵐の予感。

命あってのものだね、やむなく船首一転マリーナに引き返すことに。

後ろから追いかけてくる高波と強風に追いまくられながら、迅速な判断と剣持船長の熟練の舵さばきで、何とかマリーナに生還(汗)。

やはり春の海は不安定、またひとつ学習しました。

結局ビジター久保さんの愛車で陸路用宗に向かい、当日は古民家カフェ「COFFEE AND STAY MOMOYA」に宿をとることに。

用宗港に面した「用宗みなと温泉」でゆっくり温泉につかった後は、隣接する「West Cost Brewing」にて地元クラフトビールでのどを潤し、地元居酒屋の名店「じゅん」で新鮮な海の幸と静岡おでん、地酒熱燗を満喫。

宿に戻ってからは、中小路漁労長の釣果であるカサゴのひれをあぶり、熱々のひれ酒で盛り上がり、最後は(23時過ぎ)同宿の方にうるさいと怒られ、やっと6時間にわたる宴を締めくりました。

(注意されなかったら宴はまだまだ続いて、えらいことになってたかもです)

翌日は「持船城」や「用宗みなと横丁」をめぐり、望月の街の魅力と意外な歴史を訪ねる大人の遠足となりました。

次回はぜひリベンジして、ヨットの再訪で用宗の魅力を満喫すべしと誓った春の彼岸でありました。

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2020年8月8日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

 

コロナ騒ぎでどっぷりと自粛生活、長梅雨も重なって、約4カ月半ぶりのセーリングとなりました。

東京はGo to Travel も対象外、盆休み初日だというのに、新幹線も水上バスもガラガラ、ちょっと歓迎されざる不安な気落ちでマリーナに入りましたが、そこはやはり Always welcome! の海の世界でした。

和田船長は、家族サービスということで終日ポンツーンで釣り、残りのメンバーでいざ久々のセーリングへと。

残念ながらかなりの強風で、南下すると波も高くなってきたため、清水港の防波堤の外側あたりをぐるぐると回りながら、ジブは出さずにメインセールだけでのんびりとセーリング。

ちょっと物足りなさはあるものの、梅雨明けの夏空の下で、潮風と太陽を浴びながらビール片手に楽しむセーリングはたまりません。

早めに切り上げて昼過ぎにはポンツーンに戻り、夏の宴がスタート。

中小路漁労長の釣果で、カルパッチョ、沖漬け、塩辛とイカを満喫、メローネプロシュートに、ベーコンとハムのステーキ、福昇丸からの朝どれ生シラスと釜揚げ…

和田船長より進呈のコロナビールから始まって、白ワイン・日本酒とグラスが止まりません。

気がつけば、ゴールデンタイムともいうべきマリーナの夕暮れ。

そこで河岸を変えて「御穂鶴」に移り、今度はビールから焼酎へと、地物のアジや名物のイルカのタレを満喫、最後はよく覚えてません(汗)

海とセーリングの良さを再確認した一日でした。

三密を避けて、これからも潮風と太陽で免疫力アップです!

 

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2020年9月21日(月)晴れ~22日(火)曇りのち雨

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

暑さ寒さも彼岸まで、急激に秋めいてくるこの頃は、天気も不安定。

はるか南海上では、台風12号発生のニュースも。

 

曇天のもと、朝から強めの東風に荒波、ジブセールも小さめにして出航。

真崎灯台をかわして南東にセーリングするも、徐々に風が強まり、沖には白波が立ち始める状況のため、早々に防波堤まで引き返すことに。

あとは波と風に流されながらも船をコントロールし、ひたすら釣り糸を垂れて魚を狙うが、魚探には大きな魚影の群れが写るも、なかなか釣果にはつながらず。

そのうち西の空には不穏な雨雲もあらわれたため、ボウズのままで午後早めには帰港。

 

セーリング中は波と風にあおられて飲まず食わずだったため、マリーナでの酒宴が待ち遠しい。

ビールに赤ワイン、ホワイトアスパラにサーディンやオリーブ、珍味は熊の燻製。

和田料理長不在ということで、ちょっと質素な宴となりました。

あにはからんや、夕方からは雨となりましたが、特製オーニングのおかげで夕暮れのマリーナをほろ酔い気分で満喫、そして、次回のリベンジを誓ったのでありました。

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2020年10月25日(日)晴れ

メンバー:剣持、渡辺、木原さん(ゲスト)、杉山さん(ゲスト)

10月も間もなく終わり、晩秋のセーリングは久々にゲストを迎えて。

朝から抜けるような青空で富士山くっきり。

 

11時半過ぎにゆっくりと出航、防波堤を出たあたりまでは微風でしたが、少しずつ東風が出て来て後に南に振れ、いい感じの風もようとなりました。

暑からず寒からずの秋晴れの中、うねりもなくのんびりと滑るようにセーリング、爽やかな日差しのもとでビールが美味い。

14時前にはマリーナに帰港、出航前に一度抜いたはずのビルジがまた溜まり、再度水抜き後にスタンチューブバルブを調整。

やはり確認とメンテナンスもおろそかにしてはなりませんね。

何とか片付けも終わり、後はポンツーンでの宴。

ゲスト持参のスパークリングワインや生ハムから始まり、さまざまな差し入れにビール、白ワイン、赤ワイン、日本酒とひたすら呑みは続いたのでした。

 

ポンツーン先端に係留しての特等席で、沈みゆく夕日を愛でつつグラスを傾ける黄昏のゴールデンタイム、さすがに日が落ちると冷気が身に沁みます。

今年はコロナもあり、船が出せてもなかなか天候や風には恵まれませんでしたが、今回は美女ゲストのご利益でしょうか?秋の終わりに絶好のセーリング日和となりました。

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2020年11月15日(日)晴れ

メンバー:剣持、渡辺

11月も半ば、渡り鳥のゆりかもめが戻ってくると、清水も冬の訪れを感じます。

晴天なれど雲がかかって、残念ながら富士山は見えず。

今日は久々に2名でのセーリング、やはり人数がいた方が操船も楽ですが、小人数でもこなせるようにならなければです。

出航後にブームトラベラーのパーツ(ネジ)がなくっているのを発見、剣持船長の手持ちのワイヤー(偶然当日あった)での応急処置で事なきを得ましたが、最近いろいろありますね。

 

防波堤の外に出てもうねりはなく、東寄りの微風から徐々に南のいい感じの風に変わり、アビームで快適にセーリング、のんびりとビールを楽しみます。

14時半前にはマリーナに帰港、片付け後はポンツーンでお約束の宴会。

信田さん・久保田さんも合流して、ビールから始まり赤ワインに日本酒、生ハムにホワイトアスパラがス.…夕暮れのゴールデンタイムを過ぎても宴は続きます。

考えてみたら、今年はコロナの影響もあってサンチャゴ丸での西伊豆遠征はゼロだったことに気づきました。

とにかく万難を排して、年内の西伊豆遠征実現を誓ったのでした。

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2020年12月12日(土)曇りのち晴れ ~13日(日)晴れ 

メンバー:剣持、渡辺

前回11月のセーリングでの誓い、「万難を排して、年内には西伊豆遠征」を実現しました!

メンバーの都合により2名のみでの参加となりましたが(ちなみに剣持船長は3週間ほど前にテニスで名誉の負傷、肋骨2本にヒビという状態をおしての参加)、今回西伊豆初遠征の「れいわ丸」という心強い(?)伴走者も得て、10時半くらいには冬の駿河湾へと乗り出しました。

見上げれば富士山には見事な傘雲、傘雲は天気が崩れる予兆などと言われてますが、ひたすら東進して戸田を目指します。

ふと進行方向の海に目をやると、イルカが左から右に横切る姿を目撃!昔はイルカもサメもよく目にしたのでしたが、最近はすっかりご無沙汰、久しぶりのイルカの姿にちょっとテンションも上がります!

薄曇りで風もなく機走で進みますが、伊豆半島近くから風も出てきて(土肥の吹き出しか?)ようやく帆走に切り替え、やはりセールを上げるとビールが美味くなります。

順調に進んで14時前に戸田到着、ヨットが係留できるビジター用のポンツーンがあるのはありがたいです。

れいわ丸も無事到着、釣りに来ていた中小路船長も合流して、今夜の宿である(地元の釣り師おススメの)山田園へと向かいます。

日帰り温泉「くるら戸田」でゆっくり入浴後、山田園でのお楽しみの夕食は、刺身盛り合わせ、カサゴ唐揚げ、サザエつぼ焼き、エビ、カニ、ほたて…と豪勢なメニュー、さすがに地元の人の情報に間違いはありません。

ビールから日本酒もどんどん進みます。

翌日は天気晴朗なれど波高し、向かい風に大きなうねり、出航前から1ポンリーフで備えて10時には出航し帰路につきます。

風をかわしながら少し北に進路を向け、6ノット近い順調なペースで帆走を続けますが、駿河湾三分の一あたりまで来たあたりで風が落ち機帆走に切り替えることに。

そこでジブセールを下す際に、何と渡辺船長が左肩を脱臼!サンチャゴ丸始まって以来の船上重傷事件発生、負傷船長2名でのセーリングになりました。

その後は何と機帆走で13時過ぎには三保マリーナに帰港、豊苑に駆け込んで温かいラーメンをすすり、何とか一息つきました。

思いかえせば2020年、コロナ禍でセーリングのための移動もままならぬ状況が続き、最後は船長2名の骨折と脱臼という事件で締めくくることとなり、波乱の1年となりました。

来る2021年は、丑年にふさわしい穏やかな年を過ごしたいものです。

最後に今回は剣持船長の特別寄稿、脱臼事件の顛末をお楽しみ(?)ください。

●目撃リポート

「ろっ骨ひび割れ」と「肩外れ」、海の上では何が起こるかわからない。

 

前日の穏やかな海から帰りは強い西風で大きなうねり、最初から1ポンリーフで気を引き締めて戸田を出港。

真向いの風だが急ぐこともないし進路をやや北に向け途中でタックを繰り返しセーリングを楽しむ作戦だった。あれっ、れいわ丸は最短コースを選択、ずっと機走で徐々に西方に離れていった。

前夜の刺身、カサゴ唐揚げは美味かったなあと思いながら順調なセーリングだったが途中で風が落ちたので機走に変更、ジブセールを降ろすことになった。約2週間前テニスでろっ骨にひびが入った私が舵を握り渡辺船長が大きなうねりの中でジブセールダウン作業を担当、ところが途中までセールが降りたところで頭からジブセールをかぶりモゴモゴし始めた。

何をやっているんだろうと思っていたらジブセールの下から「肩が外れた~、イテーッ動けない~」と悲鳴が聞こえてきた。

目の前で話相手のアゴが外れたのは見たことがあるが、肩が外れたのは初の体験でましてや海の上、救急車は呼べないし病院まではまだ2時間近くのセーリングなのにろっ骨ひび割れと肩外れでどうなるのか頭の中が真っ白になった。

助けに行きたくとも舵を手放すと大きなうねりの中で船のコントロールが失われて危険、とはいえほってもおけずうねりの合間を見てバウに駆け付けたら起き上がって動き始めた。なんと自分で肩をはめたとのこと、そんなことができるのか後で聞けば肩の脱臼は癖になっていて今年3回目の肩外れだそうで、長い付き合いなのに全然知らなかった。

なんとかマリーナに帰港後、信田海賊大将も来艇していつものように乾杯、緊張が解けほっとした後のビール、ワインの味は格別だった。後になってみると笑い話として酒が飲めるが記憶に残る一大事件でありました。

                                 手負いの老セイラー

剣持孝雄 

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2021年2月21日(日)晴れ

メンバー:剣持、渡辺

コロナ禍でなかなか身動きも取れず、2021年のセーリング初めは2月も下旬にズレ込んでしまいました。

今回も2人(剣持・渡辺両船長のみ)でのセーリング、最近このパターンが続いてますが、他のメンバーもそろってのセーリングが待ち遠しいです。

 

さて、この日の清水港の最高気温は22度、とても2月とは思えない春めいた日差しの中でのセーリングとなりました。

晴天ながら春霞か早めの黄砂か、残念ながら視界はいまいひとつ、それでも駿河湾越しに富士山が見えてくると気持ちも高まります。

 

強風波浪注意報の出ている中、11時過ぎにはマリーナを出航、セールを上げると意外にも良さげな北東の風、うねりも少なく気持ちいい帆走にさっそくビールをぐびり、遅ればせながらのセーリング初めに乾杯します。

そんな中、少し前に出航していった僚船よりの連絡、海が荒れそうなのでそろそろ引返すとの一報あり、我々も名残惜しい気持ちを抑えつつ帰港へと舵を切ります。

そしてタックした直後から風が一時止まり、いやな予感のうちに、どんどん風は上がり始め、うねりも強く予報通り荒れた空模様に。

後はジブセールを降ろしてひたすら機走でマリーナを目指してまっしぐら、なんとか本格的に荒れる直前13時過ぎには帰港することができました。

ほんとあと15分遅かったら危なかったかも?

海の上では慎重かつ早めの判断が大事ですね。

マリーナに戻ってセールやシートをしまい、後は強風を避けてキャビンに入り、信田さんも合流しての宴へと突入します。

まずは、剣持船長オリジナルメニュー「豚バラともやしのナンプラー炒め」を肴にビールでスタート、続いて、信州の地酒を熱燗に残っていたフグひれを入れてのひれ酒を堪能し、そして赤ワイン、最後は島モノのウイスキーをショットグラスで…

セーリング約2時間に宴は4時間以上。今年も宴会メインのサンチャゴ丸らしいスタートとなりました。

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2021年3月14日(日)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺、信田(ゲスト)

3月も半ば、2021年二度目のセーリングには久々に中小路船長も参戦、信田元帥もお目付け役(?)として乗り込んでの出航となりました。

温かい日差しの中、冠雪した富士山もちょっと珍しいくらいにクリアに見え最高の眺望、11時過ぎには早春のセーリングへと繰り出します。

 

ジブセールの付け間違いなどで(汗)帆走に入るまでは少々手間取りましたが、ちょうどいい南風でうねりもなく、うららかな日差しのもとでのビールはたまりません。

(剣持船長と信田元帥は、前夜相当きこしめしたとのことで、朝は少々グロッキーのご様子)

ちなみに信田元帥よりセールの調整にいろいろご指導あるも、なかなか飲み込めないオールドセーラー達でありました…

 

風が上がる気配の中、早めに秘密のポイントに移動し、釣り糸を垂らしタイラバで大物(?)を狙いますが、魚探には群れがたびたび映るも手ごたえなく、残念ながらボウズに終わりました。

どうも魚のお食事タイムではなかったようなので、次回は朝の時間を狙わないとです。

午後は早めにマリーナに戻り、まずは中小路船長の持ち込み釣果のアオリイカをカルパッチョで。レモンとバジルの風味が絶品の一品と、トマトの酸味が食欲そそるもう一品。色合いも赤白で、ビールもワインも進みます。

そして、剣持船長持参の岩魚の骨酒をたんのうしつつ、渡辺船長が信州から仕入れてきた新蕎麦を舞茸天ぷらと合わせていただき、マリーナのゴールデンタイムの黄昏を迎えます。

日が落ちて寒くなるとキャビンに移動しての焼酎のお茶割で締めくくり、今回もたっぷりと毒にひたるセーリングとなりました。

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2021年5月23日(日)曇りのち晴れ

メンバー:剣持、渡辺、久保田(ゲスト)

今回のセーリングは信田工房での前夜祭からスタート。

シーズン最後となる山女魚の骨酒からの伯楽星の純米吟醸酒を冷で堪能して、〆は信田大将手打ちの蕎麦での鴨南蛮という贅沢!

そのまま工房で泊まり込んで翌日のセーリングに備えます。

 

当日は朝曇りから徐々に天気も回復し、11時前には久々のセーリングに出航。

防波堤の外に出るとそこそこの風もあり、エンジンを止めて帆走に切り替えます。

しかし南下するにつれて、前日までの荒れた天気の影響か徐々にうねりが大きくなって来ます。

風向きも不安定で、なかなか快適なセーリングとも行かない海模様・空模様が続くため、大事をとって昼過ぎにはマリーナへ帰港。

 

その頃には前夜祭での深酒も何とか抜け(汗)、満を持してポンツーンでの宴会スタート。

剣持船長のタンと玉ねぎ炒めに始まり、豊苑から餃子と野菜炒めのテイクアウトに冷えたビールと辛口白ワインをぐびり。

途中から信田大将も参戦して、マリーナでの日曜午後の時間はまったりと過ぎていくのでした。

それにしてもずいぶん日が長くなりました。

 

ちなみに今回の収穫は、前日に剣持船長がスタンチューブバルブの調整をご自分で行い習得(?)したこと。

単に飲んでいるだけではなかった(笑)

こうしたノウハウはメンバー皆で共有しないとですね。

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2021年6月12日(土)曇りのち晴れ

メンバー:剣持、渡辺 / (ゲスト)信田、久保田、木原、杉山

格的な梅雨入り前に、とにかく万難を排して海に繰り出します。

午前中は風もなく、まずは防波堤外まで出て機走で様子を探ります。

 

午後いちには美女2名がビジターとして来訪、そしてふたたび海へ。

美女のご利益か?防波堤の外に出ると、いい感じの南風、セールを上げてのんびり帆走に入ります。

薄曇りで日差しも強からずで気持ちいい空模様、まずは潮風をBGMにビールで乾杯。

 

軽くセーリングをした後はマリーナに戻って、恒例の船上パーティへと突入。

ビジター持参の某ビールメーカーのホームタップは、缶ビールとは違うまろやかな泡立ちで、クラフトビールの豊かな風味、あっという間にタンクは空に。

続いてはイタリアの銘酒ランブルスコ、爽やかな味わいとシュワシュワ感が海にピッタリ、白ワイン・赤ワインと宴は続き、ふと気づくともう21時近く、日帰り組は慌てて帰路についたのでした。

後は梅雨明けを待つのみ!

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2021年7月17日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺

前日に東海地方も梅雨明け宣言、この日は絶妙タイミングでのセーリングとなりました。

 

朝からいい天気、支度して11時半過ぎには出航、大雨の影響か?海水の濁りがちょっと気になります。

防波堤の外に出てもなかなか風が上がらず、しばらくは忍耐の機走で風のある場所を探しつつ、南東方面に向かいます。

しばらく走るとようやく風が!

当初は微風ながら徐々に風は上がり、東風からだんだん南風へと変わり、エンジンを止めてようやくセーリングに。

風具合が良くなると、梅雨明けの青空と潮風の下で、やっぱりビールが止まりません。

すっかり雪の消えた夏の富士山を駿河湾越しに眺めながら、のんびり帆走を続けます。

 

15時過ぎにはマリーナに戻り、セールや艤装品を片付けて宴会モードに。

中小路漁労長の釣果のスルメイカを炙って、白ワインと一緒に、ちとワイルドにいただきます。

同じくスルメイカの手づくり塩辛、こちらは冷えた日本酒でしょう。

アボカドサラダやスモーキーポークにホワイトアスパラには、赤ワイン。

くれなずむマリーナの風景を楽しむゴールデンタイムを経て、やっぱり宴は帰りのバスと電車ぎりぎりまで続いたのでした。

 

ちなみに今回、清水を母港とする地球深部探査船「ちきゅう」が出航していくところに初めて遭遇、ちょっと感動する光景でありました。

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2021年8月20日(金)曇り一時雨~21日(土)雨のち曇り一時晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺

盆休みに計画していた用宗へのセーリングが台風接近の悪天候で中止となり、日をあたらめて今年初の西伊豆遠征に挑むこととなりました。

 

8月とは思えないくらいの長雨が続き、仕切り直しのセーリングを前に毎日天気予報や天気図とにらめっこする落ち着かない日々が続きましたが、前々日くらいには前線も消え、何とか西伊豆セーリング決行のはこびとなりました。

当日朝は少し早めに集合、和田船長のお見送りを受けて、10時50分には出航しましたが、やはり空模様は今ひとつです。

長雨のせいで海水は濁り、流木多数、特に潮目では浮遊物を避けながら慎重に機走で進みます。

目的地の仁科まで真っすぐ向かっていくと、途中から風が東から南へと変わりセールを上げて帆走に切り替え、ちょうどいい感じのアビームで進みます。

エンジン音が消えるとやっぱりビール、航行の安全を祈念して乾杯します。

 

見渡すと前方や南海上に黒い雨雲、やっぱり途中からは雨となり、レインウエアを着込んで雨中で忍耐のセーリングとなりました。

海の基本は「夏でも冬支度、晴れでも雨支度」、常に備えを怠ってはいけません。

西伊豆が近づくいてくると何とか雨も止み、ほぼ予定どおり15時15分には仁科に到着してひと安心、船を係留して定宿の「小春荘」へと向かいます。

 

宿の内湯温泉で雨に冷えた体を温めたあとは、お楽しみの夕食。

例によって豪華な舟盛に名物カサゴの二度揚げ、金目鯛の煮付けは特大サイズ、ビールから日本酒、部屋に戻っても焼酎と、西伊豆の夜の宴は続くのでした。

 

翌朝は雨の音で目が覚め、不安なスタートとなりましたが、雨は朝のうちだけという天気予報を信じて、豪華な朝食をいただいてから、のんびり雨が上がるのを待ちます。

予報どおりに9時には雨は上がり、小春壮からのお土産(何と金目鯛の干物!)を手にして、9時50分には出航、帰路につきます。

残念ながらほぼ無風、たまに風が出ても真向いのため、ひたすら機走で三保を目指しますが、心配した天気は徐々に回復し、曇りから時おり夏の日差しも出てきて、やはり天気いまいちに見えても、海では日焼け止めの備えは欠かせません。

三保に到着する1時間前くらいからはいい風が出てきて帆走に切り替え、14時10分にはマリーナに帰港、今年初の西伊豆遠征は無事終わりました。

 

セールやシートを片付けて、船上でささやかな打ち上げ。

保存食(?)の缶詰などを肴に、ビール、日本酒、赤ワイン、酎ハイを傾けつつ、次の航海に向けて話はふくらむのでありました。

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2021年10月9日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺

9月は週末の悪天候やメンバーの都合が合わなかったりでセーリングの機会に恵まれず、ほぼ1月半ぶりの出航となりました。

今年は、秋になっても例年にない暑さが続き、この日も清水の最高気温は29度、10月というのに夏のような気候ですが、セールの上を見上げるといわし雲、やはり秋の空になってきました。

 

のんびりと支度して11時半くらいにゆっくりと出航、まずは湾の外に出て風を追います。

少し東風が出てきたあたりでセールを上げてエンジンを止め、帆走に切り替えますが、しばらくすると風が弱まり、アビームにして風を受けられるよう調整しますが、ついには凪になって風待ちとなります。

風のない中、夏のような日差しにじりじりと照りつけられてひたすらのんびり海を漂いますが、こんな時にはやはりビール、走っても止まってもこれだけは欠かせません。

 

結局風が出る気配もないので、機走に切り替えて14時前には帰港、セールやシートを片付けてからマリーナで船上宴会に突入します。

中小路漁労長の釣果のハタの昆布締めは絶品、辛口の日本酒が合います。

他にもアボカドとカツオのサラダ、ミディトマトにスモークサーモン、こちらは白ワインに続いての赤ワイン。

例によって信田・久保田両氏に(ダブルイーグル)渡辺船長も合流して話も弾み、酒も進みます。

そして、暮れなずむマリーナから西の空をふと見上げると、月と並んで宵の明星(金星)がくっきりと、やはり空気の澄んできた秋の風景を感じたのでした。

ちなみにこの日は、剣持船長の75回目のお誕生日。

とても後期高齢者の仲間入りをしたとは思えない、剣持船長のアクティブかつパワフルさに驚嘆したバースデー・セーリングとなりました。

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2021年10月31日(日)雨のち曇り

メンバー:剣持、中小路、渡辺、堺一家(ゲスト)

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10月もこの日で最後、今年もあと2か月となりました。一年早いです。

今回は、東京オリンピックの際に中小路船長がボランティア(実はバイトだった!)でお世話になった堺一家をお招きして、慰労と御礼の催しとなりました。

中小路船長は前日から清水で釣行にのぞみ、いいサイズの真鯛を二尾ゲット、当日の宴に備えます。

 

残念ながら朝から小雨、午前中は堺家の子供たちとマリーナで釣り、意外な釣果も。

ようやく昼過ぎに雨も上がり、堺一家をお乗せして出航します。

清水港に停泊中の地球深部探査船「ちきゅう」の側を回ってから、機走で湾内をめぐり、中小路船長の秘密兵器の魚探を頼りに、魚影を追って釣り糸を垂らします。

しばらく粘りましが残念ながら釣果はなく、13時半にはマリーナに戻ります。

 

ここでようやく、中小路船長の前日の釣果の出番!

一尾はプロの手による姿造りで、コリコリとした食感を新鮮な刺身で味わいます。

もう一尾は、剣持船長がナンプラー風味の特製アクアパッツァとし、午前中の境一家の釣果もぶち込んで仕上げます。

刺身は冷の日本酒で、アクアパッツァは白ワインにそれぞれ合わせ、悪天候を帳消しにする秋の夜長を楽しむ宴となりました。

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2021年11月6日(日)曇りのち晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

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今回のセーリングは和田船長久々のご出陣。

調べてみたところ、和田船長最後の乗船は2019年11月末の忘年セーリングで、2年近いブランクを経てめでたく復活となりました。

 

ちと早めにマリーナに入って支度の後、10時半過ぎには出航、天気予報に反して、残念ながら曇り空で一時雨がぱらつくことも。

(今年は天気に恵まれませんね)

防波堤の外に得ると、沖合には大きめのうねり、東風もそこそこある中、ヒールに耐えながらアビームで快走するなか、時おり横波を受けてスプレーを浴びる場面もあり。

これもまた、久しぶりのセーリングの洗礼というか醍醐味ではあります。

真崎灯台過ぎてしばらく南下するも、うねり・風とも収まらず、適当なところで切り上げて13時過ぎにはマリーナに帰港します。

ポンツーンでは信田さん差し入れのサザエのつぼ焼きを味わい、その後は船の電子レンジも活用して、ピザにスパゲッティ、バケットにポテとサラダなど、やはり和田船長が乗船されると食べ物のグレードが上がりますね。

​午後からは天気も回復し、いい感じで宴も続きます。

PS

今回は、和田船長がキャビンに入ろうとした際に足を踏み外して転落し、後日肋骨骨折という重傷が判明したというアクシデントがありました。

クルーの高齢化も進み、おのおの気をつけて楽しまないとです。

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2021年11月27日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺、信田(蕎麦打ち名人)、宮城島(名誉料理長)、久保田(ゲスト)

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今回はセーリングではなく番外編。

11月半ばからは新蕎麦の季節ですが、今年はついに、本場信州戸隠より新蕎麦粉「戸隠小町」を取り寄せ、信田海賊船長手打ちの新蕎麦を秘密のアジト「信田工房」にて味わう会を決行!

まずは中小路漁労長が早朝より釣り舟を出し、メジマグロと大アジにワラサという大釣果を手に凱旋。

宮城島料理長のプロの包丁さばきが冴え、釣果のメジマグロは刺身に、アジはタタキに、そしてワラサは水菜と合わせてしゃぶしゃぶに、残った部位も根菜と炊き合わせてアラ煮と、余すところなく使い切り、駿河湾の恵みを満喫します。

さらには福昇丸の生シラスにイカの沖漬け、桜えびのかき揚げという和風満漢全席!

合わせる酒は、駿河の地酒の冷から始まり、熱~い山女魚の骨酒を楽しんでから、焼酎の蕎麦湯割りへと続きます。

そしてお待ちかね信田海賊船長の手打ちの新蕎麦は、打ちたてで新鮮な蕎麦粉の香りも素晴らしく、そのうまさに皆でお替わりしてしまいました。

午後5時半から始まった宴は、翌日0時を回るまで続き、晩秋の宵を美食と美酒で満喫しましたとさ。

信州と駿河の幸せなマリアージュに感謝!

これは新蕎麦の季節の恒例イベントとせねです。

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2021年12月25日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺

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師走も押しつまっての今年のセーリング納めは、12月25日のクリスマス、そして中小路漁労長の1日遅れのお誕生日祝いも兼ねての催しとなりました。

冬型の西高東低の気圧配置、日本海側では大雪が続く中、こちらも朝は雨模様ながらも徐々に天気は回復し、マリーナにつく頃にはすっかり晴天に。

 

予報では午後以降は西風が強まるとのことなので、早めの帰港を視野に入れて11時には出航、念のためジブセールも小さめに。

晴天で存外に日差しも暖かく、うねりはなくて程よい南風、セールを上げてのんびりと帆走。

今年は天候に恵まれなかったことが多かったんですが、ひょっとしたら今年一番のセーリング日和かも?

帆走に切り替えたら早速にビールです。

ふと前方を見るとイルカの泳ぐ姿が!

予想外のクリスマスプレゼントとなりました。

 

ちょっと風が止まったあたりで天候の変化(風が強まるか?)を警戒し、早めに方向転換して13時半前には帰港します。

セールを片付けたら、今回のメインイベントの船上忘年会へとなだれ込みます。

​例によって、信田・久保田両氏も乱入。

中小路漁労長の釣果はスズキの昆布締め、クリスマスらしくローストビーフにチキンやソーセージにカニ味噌のアヒージョという珍味に、CAVAや赤ワインを合わせます。

 

予報どおりに風が強まる中で、寒さを避けてデッキからキャビンに避難、これも中小路漁労長お手製のカサゴのヒレ酒に、山女魚の骨酒で暖まります。

2021年の締めくくりは、快晴でのセーリングから、美酒美食の満喫で心ゆくまでたんのうできる宴となりました。

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2022年3月20日(日)晴れときどき曇り

メンバー:剣持、渡辺、信田(ゲスト)

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年明けからコロナの蔓延やら週末に限っての悪天やらでなかなか機会に恵まれず、ようやく3月も彼岸近くになって2022年のセーリング初め。

前回セーリングが2021年のクリスマスだったので、ほぼ3か月ぶり。

これでだけブランクができてしまうのも珍しく、ひょっとしたら初めてかも?

春先は空模様も不安定で、20度を超える日があったかと思えば冷たい雨になったりで、週末の前まではっきりしない天気でしたが、当日は雲は多いながらも晴れ間ものぞき、まだ肌寒い気温でもまずまずのセーリング日和。

残念ながら雲で富士山の頂は見えず。

 

ゆっくりと支度して11時半前に出航、まずは機走で様子を見ます。

やはり週末前までの悪天候の影響かうねりが残り、風はやや弱めで、メインセールだけ上げてのんびりとセーリング。

三連休の中日ということで、繰り出している他のヨットやディンギーなども眺めながら、まずはビールをぐびりと。

遅ればせながら今年の初セーリングに乾杯です。

午後から風が上がるとの予報もあり、早めに方向転換して13時半前には帰港、今回もポンツーンで船上の宴になだれ込みます。

今回参加できなかった中小路漁労長の釣果であるヤリイカを送っていただき、新鮮なまま刺身で、そして醤油焼きにしてたんのう、お得で豪快な鯛のかぶと煮も。

ビールから始まって赤ワイン、そして熱~い山女魚の骨酒でマリーナの夕暮れを味わい尽くします。

2022年のセーリング初めも無事終わり、これから暖かくなるシーズンでのセーリングの楽しみに思いをはせるのでした。

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2022年4月10日(日)晴れ

メンバー:剣持、渡辺

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東京は桜の季節もほぼ終わり、そろそろ春夏物を出す季節、徐々に暖かくなってくる中で、春のセーリングに繰りだします。

午後から風が上がってくる予報もあり、少し早めに支度して11時には出航。

防波堤の内側にいるうちにメインもジブもセールを上げて、港外へと向かいます。

風は東から徐々に南に変わりちょうどいい感じの強さ、春の陽気の中で半袖でもいいくらい、今年一番のセーリング日和をビール片手に楽しみます。

やはりこの天気を見計らってからか、沖には他にも多数ヨットが。

予報どおりに昼すぎくらいからうねりも出始めたので、大事をとってタックし後はちょうどアビームで帰路につき、13時半にはマリーナに帰港します。

 

残念ながら富士山の雄姿は春霞で今ひとつクリアではありませんが、暖かい日差しの下で、ポンツーンでの宴。

ビールから始まって、白ワインから赤ワイン、船上で豚肉と白菜の鍋を楽しみ、熱い山女魚の骨酒までたどり着くころには、写真のようなご満悦の表情に

 

やはり太陽の下でののんびりとしたセーリングにのどかな陽気、そして美酒は皆を笑顔にしてくれます。

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2022年5月5日(木)晴れときどき曇り

メンバー:剣持、中小路、渡辺

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ゴールデンウイークも後半のこどもの日、昨年のこの時期は天候に恵まれず、せっかく予約した戸田の山田園の宿を無駄にしないために、セーリングをあきらめてクルマで西伊豆に行ったこともあり、今年は天候を見はからってのリベンジとなりました。

​そして中小路船長は今年初めてのセーリング、メンバー3人で繰り出すのも久しぶり。

前日から前乗りしていた剣持船長(前夜は珍しく?あまり深酒しなかったとのことで、すこぶる元気なご様子)と合流し、11時過ぎには出航。

防波堤の内側でセールを上げて、帆走で港外へと向かいます。

春霞なのか、少し靄った感じで天気もピーカンと言えないながらも、ちょうどいい感じで太陽も出て、暑からず寒からずの快適な気候。

うねりも少なく、風は東から南へと変わる中、4~5ノット近い速度の快走で、ビール片手に春のセーリングを楽しみます。

快調に帆走を続けてると、いつの間にかかなり沖へと。

頃合いを見はからって​タック、南風を受けてのいい感じのアビームとなって、帰りは行きにも増しての快走で、14時前はマリーナに帰港。

信田さん・久保田さんも合流してのポンツーンでの宴は、中小路漁労長の新島遠征による新鮮な釣果をメインに、ビールから始まって、吉乃川酒造の季節限定の雪中貯蔵酒、赤ワインから焼酎とフルコース、日が陰って寒くなってくるとキャビンの中に移動して、夜まで続くのでした。

 

May Stormなどと言って、ゴールデンウィークは例年天候が不安定なことも多いのですが、今年は幸いにも天候に恵まれ、のどかな春のセーリングと宴を楽しむことができました。

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2022年7月2日(土)曇りのち晴れ

メンバー:剣持、渡辺

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ゴールデンウイーク後はなかなか皆のスケジュール合わず、もたもたしているうちに梅雨入りとなってしまって機会を逸し、一方で例年にない早さで6月中には梅雨明けとなり、​さっそくに夏のセーリングへ繰り出します。

(とは言え、ほぼ2カ月ぶりのセーリング)

早々に支度して11時過ぎには出航、防波堤を出たらすぐセールアップして帆走へと移ります。

風は朝のうちは東、少々うねりはあるものの、予想よりは穏やかな海もようで、ちょうどいい感じで東南に向かいます。

曇りがちの空も昼前くらいから徐々に日差しが出て来ますが、やはり梅雨明け直後の湿気が強く、靄や雲も多く、残念ながら富士山を拝むことはできず。

とは言え、ビール片手に久しぶりのセーリングをのんびりと楽しみます。

帰りは、南に変わった風をアビームで受けて快走、14時過ぎにはマリーナに帰港します。

午後はいい感じで太陽も出て来て、ポンツーンでの宴は、ビールから始まり、日本酒に赤ワイン、つまみもピザやスペアリブ。モッツァレラチーズなど盛りだくさん、マリーナでの夏の日差しの下で酒も進み、連日の激務と睡眠不足の続く渡辺船長は船上で昼寝タイムに突入。

この日、世間ではKDDIの大規模通信障害で大騒ぎの土曜日。

でも海の上では浮世の雑事から離れて、ひたすらまったりとして優雅な時が流れるのでした。

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2022年7月24日(日)晴れ

メンバー:剣持、中小路、渡辺

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いよいよ夏本番、東京はうだるような暑さが続きますが、やはり清水港は爽やかな海風。​

この日は前乗りした中小路漁労長が朝7時から船を出し、港内の釣りでキスなどをゲット。

一度マリーナに戻ってセーリング支度し、11時半過ぎにあらためて出航します。

 

なぜかマリーナの中だけが強風でしたが、防波堤を出たらちょうどいい感じの風模様、帆走へと切り替えて、まずはビールをぐびり。

​風は東南でセーリングにはちょうどいい感じの強さ、夏の日差しの中で快適に船を走らせます。

沖に出ていくと徐々に白波が立ち、うねりも強くなってきたあたりでタック、帰りはちょうどアビームでやっぱり快走。

トローリングでタコベイトを流したところ、久々にソウダガツオがかかり、ぐっとテンションも上がります。

13時半過ぎにはマリーナに戻り、オーニングを張っての宴会に突入します。

​ポンツーンでの宴は、トローリングでゲットしたソウダガツオは刺身に、キスなどの朝の釣果は天ぷらに、もりそばと合わせて冷たいビールから日本酒に。

イタリアのタレッジョチーズやトマトに赤ワインも投入、ゲストに信田海賊船長・久保田庭球師匠をお迎えして、最後はハイボールに、夏の日の宴は夜まで続くのでした。

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2022年8月21日(日)曇りのち晴れ、夕方一時小雨

メンバー:剣持、渡辺

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この日は盆休みの週末の終わり。

そろそろ夏の暑さもおさまるころですが、残念ながらちょっとはっきりしない天気です。​

 

​曇り空の下で11時過ぎには出航。

湿気のせいか遠景もかすみ、富士山の姿もいまひとつよく見えず。

 

湾内は穏やかな波もようで風もなく、防波堤を出たあたりで何とか微風を感じ、とにかくセールを上げて帆走へに入ります。

​南東の弱い風でなかなか快走とまではいきませんが、少し日差しも出てきたところで、ビールを飲みながらのんびりだらだらのセーリングを楽しみます。

 

残念ながら、昼過ぎにはその微風もぴたりと止まり、いろいろ風のありそうなところを探して悪あがきするもあきらめ、機帆走に切り替えてマリーナに戻ります。​

13時過ぎには帰港しますが、風のないマリーナは蒸し暑い!

 

ポンツーンでの宴、今回のヒット新メニューは、トンテキやボンジリをざく切りのキャベツで合わせてカセットコンロで蒸し焼きにするもの。

簡単で安上がりですが、塩コショウに肉の旨みとキャベツの甘味が合わさって、潮風の中でビールやワインが進みます。

夕方近くに一時小雨になるもオーニングで乗り切り、信田海賊船長もお迎えして、宴はまだまだ続くのでした。

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2022年10月15日(土)~16日(日)晴れ

メンバー:剣持、渡辺、野口(ゲスト)

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早いもので今年も四分の三が終わり、10月も半ばを過ぎてから今年初の西伊豆遠征となりました。

雨模様の安定しない気候が続いていましたが、この週末だけは奇跡的な晴天の2日間となり、メンバーの日頃の心掛けの良さが実証されたようです(笑)。

実は、就航前にちょっとした事件があり、長年頑張ってきたサンチャゴ丸のバッテリーが、ついに寿命を迎えました。

前日に先乗りした剣持船長がにエンジンを始動しようとしたところかからず、バッテリー直結で起動、しばらくアイドリングで充電後、充電器で一晩陸電から充電するも翌朝もセルモーター回らずで、少なくとも10数年以上使い続けたであろうバッテリーはご臨終との結論に至りました。合掌。

しかし本当によく持った奇跡的に大当たりのバッテリーだったようで、ひたすら感謝です。

そして、型番を調べた結果、これまた奇跡的に一個だけマリーナに在庫があり、予定変更することなく、青空のもとで11時過ぎには西伊豆を目指して出航です。

天気晴朗なれど、前日までの天候不順のせいか、ところどころにうねりが残ります。

風も(夏の南風から変わって)秋らしい東の風、西伊豆に向かうには真上りになるので、間切りながら目的地を目指しますが、途中で風も落ちてきて、機帆走に切り替えたりもします。

ただ西伊豆が近づくにつれて、山から吹き下ろす風が出て来て、また帆走に。

時折ビールなど飲みながらのんびりとセーリング、15時過ぎには目的地の戸田に到着、ビジターバースで一休みしてから、定宿の「山田園」に入ります。

ちょうど「全国旅行支援」も始まり、いろいろお得な割り引きやクーポンなどもありです。

 

山田園では同じく清水から来た「れいわ丸」のクルーとも合流、まずは道の駅「くるら戸田」の温泉にのんびり浸かって、セーリングの疲れを癒します。

宿での夕食は、新鮮な刺身に、カニ、サザエ、エビ、魚素揚げなどの海の幸を満喫、ビールと日本酒が止まりません。

 

翌日も晴天、やはり「山田園」での豪華な朝食をいただいた後で港へと向かい、「全国旅行支援」のクーポンを使って漁協直売所で買い物した後で、10時には帰路の出航。

本日も東風(追い風)のため、セールを少し開き、北→南→北→南と何度もジャイブしながら13:20には無事に三保マリーナに到着。

今回は、風やうねりを考えてのセーリングとなり、北行のサンチャゴ丸と南行のれいわ丸とのあわや接触か?との再会や、外堤防目前のデッドヒートなどを経て、最後はサンチャゴ丸のぶっちぎり先行となりました。

 

帰港後は、上架してからのビアタイム、いつもはポンツーンでの宴が多いですが、こうした高いところで風に吹かれてのんびりするのも良いものです。

 

それにしても、バッテリー(怖くて値段聞けない)に加えて、トラベラーシートとそのカムクリートなど、今回のセーリングでもいろいろ交換必要なものなどが出てきました。

いろいろ物入りになりますね(汗)

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2023年1月21日(土)晴れ

メンバー:剣持、中小路、和田、渡辺

 

​昨年末からの天候不順やメンバーの体調不良などもあり、最後にセーリングできたのは昨年10月16日、そしてメンバー4名が全員揃ってのセーリングは何と2021年11月以来の14カ月ぶりと、いずれも久々の機会となりましたが、ともあれこれが本年のセーリング初め。

東海道線が用宗・焼津間のトンネル点検の影響により熱海以西が運休になり、まさか波乱のスタートとなりましたが、和田船長のご尽力もあり、買い物も済ませて無事マリーナに到着、ゆっくりと支度して11時過ぎには出航、まずは機走で様子を見ます。

さすがに気温は低いながらも、すっきりと晴れ渡り、富士山や愛鷹山、西伊豆の山並みもくっきり、気持ちよい日差し。

 

微風ながらも何とか風を見つけて帆走に切り替え、冬の霊峰富士の雄姿を眺めながら、まずはビールをぐびりと。今年の初セーリングに乾杯です。

風は東から南東に変わり、いい風を探しながらものんびりと帆走を続けますが、もなかなか風は上がらず、13時半過ぎには帰港、ポンツーンでの船上の新年の宴に。

宴には信田海賊船長や久保田船長も乱入。

白ワインに赤ワイン、静岡や鳥取の地酒も楽しみながら、福昇丸の釜揚げシラスに剣持シェフの特製まぐろシチュー、中小路船長の釣果のヒラメのムニエルなどに舌鼓を打ち、日が陰ってきた夕方からは、暖かいキャビンに場所を移して延々と新年の宴は続きます。

​​何はともあれ、2023年のセーリング初めは、めでたく1月中に敢行することができました!

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2023年4月29日(土)曇りときどき晴れ、夕方から雨

メンバー:剣持、中小路、渡辺

 

​1月下旬の本年のセーリング初め以降、メンバーの体調不良などもあり、ほぼ3カ月ぶりのセーリング。

花見の季節もすでに過ぎて、春もたけなわ。

ゴールデンウイーク初日の土曜日で新幹線はほぼ満席、そんな中、人身事故で東海道線が止まり、ダイヤ乱れて遅れての清水到着。

そう言えば、前回のセーリング初めの時もトンネル点検の影響で熱海以西の東海道線が運休になり、和田船長にクルマ送迎をお願いしました。

何だか今年は(も?)いろいろあります。

11時過ぎにはマリーナを出航、夕方から天気が崩れる予報で不安定な空模様、うねりに強めの南風で、防波堤の内側で早めにメインセールを上げて備えます。

外に出てジブセールも上げると、アビームで何とか船足も安定し、この機を逃さずビールで乾杯です。

 

しなしながら少し沖に出て南に向かったりすると、風・うねりともに強まり白波も見えてくることから、あまり岸を離れずタックを繰り返しながら安全を見てセーリング、天気が崩れる前に13時半過ぎには帰港します。

GWはじめの宴は、中小路漁労長の釣果によるヤリイカのカルパッチョ三種(バジル、トマト、はっさく)に、スペアリブ、モッツァレラチーズなどに、ビールから始まって白ワイン、赤ワイン、日本酒へと流れる豪華版。

ヨットを始めて30年近く、セーリング技術の向上さておき、美食へのあくなき探求だけは向上を続けています。

のちに久保田船長も乱入して、夕方からの雨も何のその、キャビンに場所を移して宴は夜まで続いたのでした。

なお今回、うねりと強風にあおられて剣持船長が転倒して背中を強打、検査の結果大事には至りませんでしたが、高齢化が進むクルーの面々はいろいろ気をつけないとです。

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